こんにちは。

西洋占星術で鑑定をしていると、
「なにも星が入っていないハウスがある場合、そこの運がないということですか?」
とよく聞かれます。

ハウスになにも惑星が入っていない場合の解釈

たとえば、7ハウスは「結婚やパートナーシップ」のハウスなのですが、この7ハウスに惑星が入っていないと、結構みなさん心配されるんですね。
「私には結婚運がないのでしょうか」と。

もちろん、そんなことはありません:D

なにも惑星の入っていないハウスというのは、そのハウスのテーマに対してあまり執着や葛藤がなかったり、自然体でいられる、ということを意味しているのですね。

特に意識しなくても、ちゃんとハウスは機能してくれています。

ちょっと専門的になりますが、ハウスになにも惑星が入っていない場合は、そのハウスのスタート地点にある星座の守護星が、そのハウスに入っていると仮定して運勢を見ていくのですね。

なにも惑星の入っていないハウスにも、進行図やトランジットで惑星がやってくる

とはいえ、なにも惑星が入っていないハウスは、そのままずっとスポットが当たらないのかと言ったら、そんなことはありません。

私たちの出生図(ネイタルチャート)は、一生変わることのない天体配置図ですが、年齢とともに動かしていく進行図(プログレスチャート)があるということを、以前からお伝えしていますね。

出生図では7ハウスに惑星が入っていなくても、年齢を重ねることで、7ハウスに惑星がやってくるということは十分にあるのですね。

そうすると、7ハウスの「結婚」に自分の意識が向いていくし、重要なテーマとなっていきます。

また、現在進行形の惑星の動き(トランジット)も重要です。

トランジットの惑星も、12星座をぐるぐる回っているわけですね。
当然、7ハウスにもいろいろな惑星がやってきては去っていく、ということになります。

なにか惑星がやって来るたびに、7ハウスの「結婚やパートナーシップ」に関連する出来事が起こりやすくなるのですね。

もうすぐさそり座のハウスにスポットがあたる

トランジットの惑星(現在進行形の惑星)が、自分の出生図(ネイタルチャート)のどのハウスにいるのか、ということで、そのハウスのテーマにスポットがあたっていきます。

先日、木星についての記事を書きました。


木星が来ると、発展的でいろいろなチャンスに恵まれやすくなるのですね。

木星は、もうすぐさそり座に(10月11日から)入るわけですが、さそり座が、私たちの出生図チャートで何ハウスの部分にあたるのか、ということが分かると、これからスポットがあたっていくテーマが分かるんですね。

ちなみに、さそり座のマークはこちらです。

このマークが、出生図の何ハウスにあるか、ぜひ調べてみてくださいね。

ホロスコープチャート作成は、こちらのサイトに、ご自分の生年月日、生まれた時間(必須!)、生まれた場所を入力してみてくださいね。
※出生時間が分からない場合は、「ハウス」は正確に出すことができません。

いくつか例を出しておきますね。

例えば、このホロスコープの人はどうでしょうか?

赤い四角で囲っているのが、さそり座のマークです。
さそり座の範囲は、8ハウスの途中から9ハウスの途中までですね。

では、こちらのホロスコープの人はどうでしょうか?

さそり座の範囲は、4ハウスの終わりから5ハウスの終わりぐらいまでですね。

ハウスは、ぴったり1度〜30度まで、とかではないのですね。
ある星座の途中から始まって、次の星座の途中で終わったり、1つの星座だけだったり、いろいろです。

たいていは、1つの星座は2つのハウスにまたがることになります。
(1つのハウスだけ、3つのハウスにまたがる、ということもあります)

ハウスの意味を知って、その分野にエネルギーを注いでみよう

それでは簡単にですが、ハウスの意味について解説しますね。

あなたの出生図では、さそり座は何ハウスにあたりますか?
例えば、2ハウスと3ハウスにさそり座がまたがっているのなら、2ハウスと3ハウスに木星のスポットライトがあたるということになります❣

その分野をちょっと意識して、これからの1年を過ごしてみると、良い結果が得られたり、ラッキーに恵まれたりしやすいですよ:D

まったく違う方向にエネルギーを使っていくよりも、木星がやってくるハウスの分野に、ちょっと集中的にエネルギーを使ってみるのがオススメです。

1ハウス

「自分自身」を表すハウス。
自己主張や自己表現など、世間にアピールする能力。
まわりから見た私たちの第一印象、容姿の特徴などを表します。

キーワード:個性、容貌、行動のくせ

2ハウス

「所有と財産」を表すハウス。
財産の中でも、自分で稼いで使えるお金です。
収入の傾向や、あなたの金銭感覚もここで見ることができます。
私たちが持っている「才能」も、個人の財産として、この2ハウスで見ます。

キーワード:収入、所有欲、生まれつきの才能、財産

3ハウス

「コミュニケーションと学習、旅行」を表すハウス。
人とのコミュニケーションの仕方や、知識や学習能力なども表します。
短期的な旅行や移動、引っ越しなども見ることができます。

キーワード:知性、移動、兄弟姉妹、初等教育、コミュニケーション

4ハウス

「家庭、家族、不動産」を表すハウス。
4ハウスは、私たちのよりどころとなる「家庭」や「帰るべき場所」など、基盤となる場所を表しています。
家などの不動産もここで見ます。

キーワード:家、両親、不動産、居住空間、晩年

5ハウス

「恋愛や娯楽」を表すハウスです。
5ハウスは、人生での喜びや楽しみを得ることや、自分を自由に表現していくことを表しています。
恋愛、娯楽、レジャー、趣味、スポーツ、ギャンブルなど、ドキドキワクワクする分野全般を表します。

キーワード:創造性、冒険、創作、子供、娯楽、趣味、恋愛

6ハウス

「労働、職場、健康、奉仕」などを表すハウス。
日々の糧を得るためにする労働・ルーティンワークを意味しています。
雇われている場合の仕事、職場環境なども表します。
健康管理に対する意識もここで見ます。

キーワード:労働、実務、健康、使用人、ペット

7ハウス

「結婚と対人関係」を表すハウス。
「自分」を表す1ハウスの向かいにあるのは、「対人」や「パートナーシップ」を表すハウスになります。
結婚相手に限らず、生活や事業でのパートナーも意味します。

キーワード:結婚、パートナーシップ、共同事業、敵対関係、裁判

8ハウス

「譲り受けるもの」を表すハウス。
遺産や、配偶者の財産、借金などといった、人から譲り受ける財産を表します。
また、家業や家系を引き継ぐことや、「死」や「セックス」についても、このハウスで見ていきます。

キーワード:遺産、死、セックス、継承、大企業、借金、融資(ローン)、オカルト

9ハウス

「精神的な向上や海外」を表すハウス。
大学以上の高等教育や、法律、思想、宗教などの、高度で抽象的な事柄を表します。
基本的に、遠くへ、広く、上へ、といったイメージです。
教養や精神的な向上、海外旅行や留学、自分の意見を広めるための出版なども意味します。

キーワード:外国、貿易、出版、法律、学術、思想、宗教

10ハウス

「社会的地位や達成」を表すハウス。
6ハウスが日常的な労働を意味するのに対して、10ハウスは、ライフワークとなるものを意味します。
10ハウスは、社会的な成果をえられやすい分野と、努力して達成できる人生の目標と到達地点を表しています。
自分が主体的に追い求める、天職やライフワークなどの仕事を意味します。

キーワード:キャリア、ステータス、ライフワーク

11ハウス

「友人やグループ活動、希望」を表すハウス。
友人関係や趣味、サークル活動など、何人かの仲間が集まって楽しむ事柄を表しています。
ネットワークや人脈など、人生への前向きな希望なども意味しています。

キーワード:友人、サークル、クラブ、未来、ビジョン

12ハウス

「秘密やプライベート」を表します。
世間からは隠されている場所、ひとりの時間、心の内面、社会と切り離された場所、などを表します。
芸術やスピリチュアルな分野なども象徴しています。

キーワード:秘密、奉仕、潜在意識、マスメディア、インターネット、精神世界