こんにちは。
この記事の目次
私たちは自分の無意識のパターンに気づいていない
よく、
「なんでいつもこうなんだろう」
「毎回同じような結果になっちゃうな」
などと思うことはありませんか?
私たちは同じようなパターンに意外と陥りやすいんですね。
そして自分自身はそのことに気づいていなかったり、気づいていたとしても、その原因をよく分かっていない・・・ということが多いのですね。
面白いことに、私たちのまわりにいる人々の方が、その事実をとっくに認識していたりするのです。
「もっとこうしたらいいのに」
「いっつも同じことばっかり言ってるし、してるなぁ」
と思っていたりするのですね。
客観的に観察することができるというのは強いですね:D
私たちは生きるために身につけた術(すべ)を持っている
私たちは、無意識に行なっていることについては冷静に認識することができないし、分析ができていないものなのです。
それはなぜか・・・
私たちの中に「自分は正しいはずだ」という根強い思い込みがあるからですね。
「私は間違っていない、私のやり方は正しい」
そんなふうに無意識に思い込んでしまうのは、それが私たちがこれまで生きてきた中で「こうすれば大丈夫なんだ」と、導き出したやり方だからです。
たとえば、小さい頃にお母さんから
「◯◯ちゃんはお母さんの言うことをちゃんと聞いてくれるから本当に良い子ね」などと言われ続けていたとしたら。
私がいつも良い子でいればお母さんは喜んでくれる
↓
私もお母さんから優しくしてもらえる
という思考パターンが生まれるのですね。
そしてそれが小さい頃からの生きる術(すべ)として、無意識に身について深い根を張っていくのです。
成長期を過ぎて大人になってからも、その信念が何かあるたびに顔を出すことになるのですね。
成長すると、身につけた術に違和感を感じることもあるよ
例えば、なにか重要な出来事を決めなくてはいけないという場面では・・・
必ずお母さんやまわりの意見を聞かないと、自分ではなにも決められなくなってしまうということになったりするのです。
もしくは、「これが良いと言われている」という世間の常識のようなものを判断基準にして物事を決めてしまうのですね。
それがうまくいっているときは良いのですが、少しずつそれではうまくいかないことが増えてきたり、自分自身が「なんだかしっくりこないな」と違和感を感じたりすることもあるのです。
なんとなくうまくいっていない原因が、母親や世間の常識に従うばかりで自分では決めてこなかったからなのかもしれない、、と思い当たればいいのですが、それにすら思い当たらないということもあるかもしれません。
そのような場合は、本人が気づくまで繰り返しサインがやってくることでしょう。
「なんだかうまくいかないことが続いている」
「生きづらくてしょうがない」
などと思うことが増えてくるかもしれません。
ハートの中心から溢れ出る声に耳を傾けよう
そんなサインが増えてきたなと感じたら。
ただ意気消沈したり、「自分は不幸だ」などと自分を哀れんだり、「うまくいかないのは○○のせいだ!」などとまわりのせいにしたりしないことです。
ちゃんと自分自身の心と向き合っていきましょう。
そして、自分の中の違和感をしっかりとキャッチしてみてください。
何にもやもやしているのか、
何がつらいのか、
何がイヤなのか、
本当はどうしたいのか。
そのときに、あれこれ言い訳しないように意識してくださいね。
「本当はこうしたいけど、まわりの環境が許してくれない・・・」
などと考えて、自分の本心を打ち消さないことです。
ただ自分のハートの中心から溢れ出てくる声だけに耳を傾けてください。
必ず答えは私たちの内側に存在しています。
心の声を聞くことができたなら、その声をしっかりと受け止めて認めてあげましょう。
「今まで気づかなくてごめんね。そんなこと感じていたんだね」と。
これができるだけでも、随分ラクになるはずです。
自分の本心に気づいてあげることが何よりも大事
そこからは、どうやって解決していくのか、どのような選択をしていくのかになりますが、まずは心の声に気づいてあげられないことには、何もできないのですね。
でも、私たちはその声に気づかないふりをしがちです。
それに気づいてしまうと、
現状を変えなくてはいけなくなるから、
誰かを傷つけなくてはいけなくなるから、
自分の人生に責任を持たなくてはいけなくなるから・・・
私たちは、実は「変化すること」や「自己責任で生きること」をとても恐れている生き物なのですね。
多少の不満はあっても、
「現状のままでいるほうが安全だし、ラクだから、、」
などと言って、なにも行動しないことが本当に多いのです。
でも、なにかを変えていかない限り、繰り返し違和感のサインはやってくるでしょう。
早く動いてしまっていたならそんなに大きな痛みを伴わなかったかもしれないけれど、違和感をずっと無視し続けた結果、満身創痍で戦わなくてはならなくなった。。なんてことになったりするかもしれません。
「変化」は私たちの魂が望んでいる自立のサインかも
私たちは変化することを無意識に恐れる生き物です。
未知なる領域に足を踏み入れることや、未知なるものを受け入れることに対する抵抗感は、実は相当なものがあるのですね。
ですが、もう動かざるをえない、と思える変化がやってきたとき。
それは、まわりが私たちにそう迫っているのではなくて、実は自分の心が望んでいることなのです。
まわりの出来事や人々は、すべて自分の内面を映し出す鏡だとするならば、「変化」すらも私たちの心が求めているのだと、そう考えてみてくださいね。
そろそろ自分主体で生きてみたら?
もう十分まわりからの恩恵を受け取ったし、今度はあなたが与えてみたら?
自由に自分の人生をクリエイトしてみたら?
そんなふうに、私たちの魂が、私たち自身を促しているのかもしれません。
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