こんにちは。

ここ数日は、趣味活動に力を入れて、とある日本の伝統演芸の舞台をたくさん観に行ってきました。

やはり大好きなものに触れていると、心が幸せで満たされまくるので良いですね:D

みなさんもぜひ、大好きなものに触れる機会をたくさん作ってみてくださいね。

昨日観に行った舞台では、思うところがいろいろあったのでそのお話を。

この記事の目次

若手とベテランの力の差はしょうがない?!

その舞台は、若手の芸人さんたちがメインで舞台を作って演じ、途中で超売れっ子のベテランゲストが登場するといった構成でした。

若手たちは、とても頑張っていました。
都心の一等地にある大きなホールで、一生懸命に演じていました。

でもね、やはり途中で登場したベテランの力が圧倒的すぎて、とてもじゃないけど若手たちの芸は話にならないな、という感想しか持てなかったのですね。

若手たちを批判したいとか否定したいとか、そんな気はさらさらないのですが、こうまで力の差が歴然としてしまうと、ベテランを呼ぶのは逆効果なんじゃないかな、と妙な心配をしたくなるぐらいに・・・。

ハートが感じられるかどうかが大事

もちろん、若手とベテランでは芸歴がぜんぜん違うのでね。
力の差は当然でしょうと言われたら、それはそうなのですが。

でも、若手で芸歴が浅くても、それをカバーする部分って実はいろいろあると思うのです。

その中でも一番大事なのが、観客の気持ちになるってことなんじゃないかな、と。

見るがわのことをいろいろ考えてくれている演者なのか、そうでないのかというのは、実は観客は敏感に察知しているものなんじゃないかな、と思うのです。

それこそ、楽しんでもらおう、喜んでもらおう、満足してもらおうという気持ちって、絶対に相手に伝わるものだと思うのですね。

逆に、「覚えたことを一生懸命に演じています」というのは、演者の自己満足にすぎないんじゃないかな、と。

そこでどう見る者の心に訴えていくのかというのは、演者の力量が試されるし、それも含めての芸なんじゃないかな。

技だけではなくてハートが感じられるかどうかが、実はすごーく大事なのかなと、そんなことを感じました。

常に愛をもって相手に接しよう

でもこれって、どんなことにも当てはまると思うんですね。

演芸の世界だけじゃなくて、どんな仕事の世界でも、特に顧客がいる場合や、取引が発生する場合などは、相手の気持ちを想像しながら動けるかどうかというのは、とても大事なポイントになりますね。

そのような気遣いのできる人というのは、きっと日常のどんな場面においても、愛をもって相手に接することができるんでしょうね。

これって、「まだ若手だから分からないんだよ」とか、そーゆーことではないような気がします。

まだ若手で芸歴が浅くても、そうやって心遣いのできる芸人さんなら、きっとどんどん売れて有名になっていくでしょう。

ベテランの人の中でも、超売れっ子になっている人は、きっとそんな人ばかりなんだと思います。

いかに楽しんでもらうか、喜んでもらうか。
それを考え続けるからこそ、揺るぎない人気と地位を手に入れられるんでしょうね。