こんにちは。
以前、「西洋占星術的に見たサイキックセンスを磨く方法」のようなものを、かなりザックリとお伝えしました。
この記事の目次
生まれつきのサイキックセンスは「お役目」?!
以前の記事では、出生図(ホロスコープ・ネイタルチャート)の中で、火・地・風・水の中のどのエレメントが優勢なのかをみることで、どんなセンスが開きやすいのか、ということをお伝えしました。
基本的にサイキックセンスというものは、人間であればみんな持っているものではあるのですが、生まれながらにしてズバ抜けている人というのもいるのですね。
それはもう「お役目」的なものがあってのことなのかな、と私は思っています。
最初からサイキックセンスが開いている人というのは、人類全体を導いていくようなお役目があるのではないかな、と。
個人のお悩み解決とか、そんなレベルの話ではなくて、人々の集合意識に働きかけるようなね。
ただ、その力を適正に使っていけるのかどうかというところは、その人の人間力にかかっているのかもしれません。
さそり座の月に海王星がコンジャンクションすると超サイキック!
私の友人でも、そんな普通レベルではないサイキックがいるのですが、彼女のホロスコープチャートを見せてもらったときに、なるほど!と思いました。
彼女の月はさそり座にあり、その月にさそり座の海王星がピッタリとくっついていたんですね。
2つ以上の惑星がピッタリと重なることを「コンジャンクション」と言います。
若干度数がズレていたりしても、許容範囲(オーブ)があったりするのですが、ズレがなければないほど、そのコンジャンクションの力は強くなります。
彼女の場合は、ほんとにピッタリと重なっているんですね。
月と海王星がコンジャンクションの人は、そこそこの割合でいらっしゃるのですが、月と海王星が両方とも「さそり座」というのがポイントなんですね。
さそり座の守護星は、人知の及ばない極端な力を意味する「冥王星」です。
私たちの無意識の領域や感情を意味する「月」がさそり座にあると、人知を超えた強大な力に無意識がつながっている、という感じになるのですね。
だから、月がさそり座の人は、いわゆるカンの鋭い人が多いですね。
理由はないけれど、ハッキリと分かる、というようなこともあるでしょう。
そしてその月に、精神世界やイマジネーションなど、目に見えない世界を意味する「海王星」が重なると、ますます「理由はないけれどハッキリ分かる」とか、「目に見えない強大な力に自然に導かれている、繋がっている」というような感覚になりやすいのではないかと思います。
さそり座(8ハウス)とうお座(12ハウス)が優勢な人はサイキック
いわゆるサイキック能力とか、スピリチュアル的な能力というのは、さそり座とうお座をたくさん持っている人にとっては普通のことかもしれませんね。
そして、さそり座のナチュラルハウス(定位置)である8ハウスと、うお座のナチュラルハウスである12ハウスに惑星がたくさん入っている人も、その傾向が強いでしょう。
あとは、うお座の守護星である海王星と、さそり座の守護星である冥王星が、個人天体の月や水星に重なっているとかね。
月は私たちの無意識の領域で、水星は知性でしたね。
もちろん、これに当てはまらないケースもあるとは思いますが、一般的にサイキック能力やスピリチュアルへの理解力がどの程度あるのか、というのは、上述したようなポイントを抑えると、結構分かるのではないかと思います。
現実をよりよく生きるために能力を使おう
天王星、海王星、冥王星は、人知の及ばない力を持っています。
天王星もインスピレーションやヒラメキを意味しているので、天王星が水星とコンジャンクションとかであれば、とてもヒラメキ力のある人なんだな、と想像できます。
ですが、海王星や冥王星になると、もっともっと強大な得体の知れない力なんですね。
だからこそ、本人が無自覚だと、その力に翻弄されてしまうこともあるでしょう。
うお座や海王星が優勢な場合は、地に足のついていない現実味のない感じになってしまうでしょうし、さそり座や冥王星が優勢な場合は、圧倒的な力でまわりを支配したいという欲望でいっぱいになってしまうかもしれません。
いずれにしても、サイキック能力やスピリチュアル能力は、この現実世界を生き抜くための手段である、ぐらいに思っておいたほうがいいのかなと思います。
現実世界をよりよく生きるために、今生を後悔しないで生きるために、建設的に使っていけたら良いですよね:)
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