こんにちは。

これまで、現在進行形の(トランジット)土星が私たちにどう影響を及ぼすのか、ということを書いてきました。

この記事の目次

私たちは10個の惑星意識を統合して生きている

今日は、もともと私たちが持っている土星の意識について、書いていこうと思います。

私たちは、10個の惑星意識を持っていますね。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。

この10惑星それぞれに意味があり、それらの意識を私たちは生きています。

だから、よく知っている太陽星座だけで自分の性質を意味づけてしまうのはナンセンスです。
私たちは、そんなに単純な生き物ではないのですね。
もっと多面的な顔を持っているし、それで良いのです。

私たちが生きる目的の1つは、10惑星すべての意識を自分の中に統合して、自己(太陽星座)を体現していくこと、でもあるのですね。

なので、同じ太陽星座の人がいたとしても、その内面は、さまざまに彩られているのです。

土星や木星は、学年のカラーを映し出している

さて、今日は土星の意識についてのお話です。

土星は、約2年半、1つの星座に滞在しますね。
ちょうど星座の切り替わりに当たらなければ、同じ学年の人(同級生たち)は、同じ土星を持っているはずです。

よく、学校の中でも、学年によってカラーが違ったりしますが、あれは、木星と土星のカラーを反映していたりします。

ちなみに木星は、約1年間、1つの星座に滞在します。
たいてい1学年の中には、2つの木星意識があるでしょうね。

木星は、私たちの恵まれている資質、社会とどう関わることが幸運につながるか、というものを表しています。

一方土星は、私たちの苦手分野、コンプレックスを感じやすい分野を表しているのです。

この木星と土星のコンビネーションで、やたらと目立つことが大好きな学年があったり、とても地味だけどコツコツ努力をして成果を出していくような学年があったりするんですね。

または、相反するような性質を持っていて、葛藤があるような学年のカラーもあったりするでしょう。

土星は、私たちが克服できる苦手分野

土星には、次のような意味がありました。

★収縮、減少、凝固、束縛、制限をかける

私たちに、制限をかけてくる星なんですね。
なかなか思うように使いこなせない、すんなりいかない。

そんなジレンマが、私たちの心の中に、苦手意識やコンプレックスを生むのです。
それがどの分野なのか、というのが、12星座や12ハウスによって違ってきます。

土星のもうひとつの特徴は、「じっくり時間をかけて、結果を出していく」というものでしたね。
土星の力を使いこなすには、時間をかけないといけないわけです。
まだ若いうちは、土星を使いこなすことはできないのですね。

何でもそうですが、上達するためには、試行錯誤が必要ですね。
失敗しながらも、何度も繰り返しやってみる。そしてコツをつかんで、いつの間にかどんどんうまくなっていく・・・。

土星も、まさにそんな感じのイメージです。
土星のもたらす苦手意識やコンプレックスに意識的になって、きちんと向き合うことが大切ですね。
そして、それを一生懸命磨いていく。克服できるように努力していく。

そうすれば、いつの間にか苦手意識は薄れていて、揺るぎない自信を手に入れていた、なんてことになるのですね。

土星のテーマに向き合い、揺るぎない自信を手に入れよう

最初から得意だったら、すんなりといっていたら、もしかしたらそこまで上達しないかもしれません。

うまくいかないからこそ、私たちは努力して、それを乗り越えていこうとするのですね。

土星は、そんな努力の大切さや、乗り越えて克服した後に手に入れる、揺るぎない自信や安定を、私たちに教えてくれているのです。

私たちは、自分の弱みやコンプレックスを、隠そうとする傾向があります。
それを恥ずかしいことであると思ったり、自分は完璧でないということを認めたくないというプライドがあったりします。

でも、弱みがないふりをしても、見ないふりをしても、どこかにそれを認めている自分がいるはずです。

だとしたら、勇気を持って正面からそれと向き合い、克服する努力をしてしまった方が、早く成果を手に入れることができるのではないでしょうか:)

みんな必ず「土星」を持っているわけですね。
この人生で、どのテーマに取り組んで克服していくのかというのは、私たち自身が生まれる前に決めてきているんですよ❣