こんにちは。

今日は木星と土星のお話です。

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学年によって「カラー」が違うよね

みなさんはもちろん、小学校から学校へ通っていたと思うのですが、学年によってカラーが違っていませんでしたか?

私の通っていた学校では、上履きの先端に学年ごとに色がついていて、その色で何年生かが分かるようになっていたのですが、そのカラーではなく、学年の持つ雰囲気とか性格的なカラーのお話です:D

よく先生が、「この学年は結構みんな大人しいんだね」とか、「あの学年は言うこと聞かない子が多いね」とか、言っていたような気がするのですが、それがまさに学年全体に漂っている「カラー」なわけです。

木星は得意なことを象徴しているよ

さてさて、なぜ学年によってカラーが違ってくるのでしょうか。

その原因の1つに、木星と土星の影響というのが挙げられるのですね。
木星は、約1年間1つの星座に滞在し、土星は約2年半1つの星座に滞在します。

ざっくりとですが、木星は「得意なこと」、土星は「苦手なこと」としてみていくことができるのです。

たとえば、木星おひつじ座のエネルギーを学年の大部分の生徒が持っていたりすると・・・

おひつじ座は自己主張の星座ですから、やたらとみんな自分の話をしたがり、自分の意見が通らないとスネてしまったり、元気一杯に動きまわることを好むという特徴がみてとれるでしょう。

先生の言うことはあまり聞かないけど、でも素直で分かりやすくて憎めない・・・そんな生徒たちだな、という印象を先生は持つかも知れません。

一方で、木星かに座のエネルギーを学年の大部分の生徒が持っていたりすると、とても共感能力が高く、仲間意識が強くて面倒見の良い生徒が多いかもしれません。

なにかをやるぞ!となったときの団結力はとても強くなりますが、新しいものやちょっと異質なものへの抵抗感は強くなるでしょう。

1つの学年に2つの木星カラーが存在することもあるよ

ただ、木星は学年のスタートのタイミングである4月1日に切り替わるわけではないのですね。

だいたい、1つの学年には、2つの木星カラーが存在することになります。

たとえば2019年で言えば、4月から11月まではいて座の木星、12月から2020年3月まではやぎ座の木星になるわけです。

そうなると、1つの学年に、いて座的に自由でおおらかで、ときに大雑把すぎる性質と、やぎ座的に規律をちゃんと守ってコツコツ努力をしていく性質の2つが共存することになります。

単純に一括りにすることができないのが面白いところですね:D

いて座とやぎ座という、どちらかというと相反する性質が1つの学年に存在すると、たとえば担任の先生なんかが持つクラスの印象はちょっと複雑になるかもしれません。

そして、同じ学年にいる生徒同士でも、なんか違うな〜、という違和感みたいなものを感じることがあるかもしれません。

ここ一番のときに、なんでそうなるの?みたいなことを、双方が思うわけです。
それぞれの木星を持つ側からみると、「なんで??」と感じるようなこともあるかもしれないのですね。

最終的には、人数的に多いエネルギーの方、または強いエネルギーの方が主流となっていく傾向にあるでしょう。

土星は苦手なことを象徴しているよ

さらに、もっとカラーを複雑にさせるのは、土星の存在です。

今年で言えば、4月から翌年3月まではずっとやぎ座の土星なので土星的なカラーは一緒なわけですが、 木星が違ってくるので、同じ学年の中でもカラーがちょっと分かれてくるのですね。

同じ学年の中でも、土星が2つの星座をまたがっている場合は、その土星星座の性質にもよりますが、苦手分野がはっきりと分かれて出ることもありそうです。
土星は、コンプレックスや苦手分野を象徴するのでね。

たとえば、ふたご座に土星がある学年だと、自分の意見を伝えたり、フットワーク軽く動き回ったりすることが苦手かもしれません。

かに座に土星がある学年だと、感情表現が苦手だったり、みんなと協力してなにかをしたりということが苦手かもしれません。

細かく見ていくと、土星と木星の組み合わせで、さまざまな特徴が出てくることになるわけですね。

注)やぎ座の土星の場合は、もともとのやぎ座の支配性が土星ということもあり、苦手というよりもむしろやぎ座の真面目で忍耐強い気質が強調されるでしょう。

木星を伸ばして土星をフォローする教育ができたらいいよね

学年によってカラーが違うのは、木星と土星星座からきているとも考えられるのですね。

だから、十把一からげに「生徒はこうあるべきだ」とか、「去年の学年はこうだったのに、なんで今年は・・・」などと押しつけたり比較したりしたところで、あまり意味はないのです。

そして、学年によって強く出てくるカラーが違うわけですから、そこを伸ばしたりフォローしたりするような教育ができれば、本来は最高なんじゃないかな、と思うのです。

もし学校の先生がいらっしゃったら、そんなふうに生徒たちを大きな視点で眺めてみると面白いかもしれませんよ:)