こんにちは。

前回、「西洋占星術で健康運をみるには」という記事を書きました。

事前の説明だけで終わってしまたので、今日は具体的なところを:)

この記事の目次

持って生まれた体質はアセンダントや月でみるよ

占星術で健康運をみる場合は、2つに分けて考えると良いのですね。

1.持って生まれた体質
2.日々の(実際の)健康運

1の持って生まれた体質に関しては、アセンダント(1ハウスのスタートラインにあたる星座)や月でみることができます。

アセンダントに関して、このブログではまだ解説したことがないので、いずれちゃんと解説しますね。
(とっても重要なポイントなのですが、出生時間が分からないと算出することができないのが難点・・・)

月は、「幼少期の私たち」を表してもいましたね。
そして、「母親」も象徴していました。

月星座は、私たちが母親から受け継いだ体質を象徴しているのですね。
これは、おそらく幼少期によくみられる傾向になると思います。

体質に関しては、また今度お伝えしますね。

日々の健康運は6ハウスでみるよ

さて、今日解説するのは、2番目の「日々の健康運」について。

これは、私たちの出生図(ネイタルチャート)の6ハウスでみることができます。

ハウスは、出生時間が正確に分からないと出すことができないので、分からない人は自分はどれに当てはまりそうかな、ということを考えながら読んでみてくださいね:)

6ハウスは、奉仕、労働、健康を意味するハウスでしたね。

健康でないと働けないし、働きすぎると健康を害したり。
労働と健康は切り離せないのですね。

なので、この6ハウスに、仕事一筋で頑張り過ぎちゃう惑星が入っていたりすると、必然的に健康状態に響いてくることになるでしょう。

まわりの環境に影響されやすいとか、神経が消耗しやすい人もいるでしょう。

自分の傾向を知っておいて損はないのですね。

ちなみに、6ハウスに1つも惑星が入っていない人もいらっしゃると思います。

そのような場合は、6ハウスのスタートにあたる星座に注目してみてくださいね。
その星座の守護星=惑星が、6ハウスに入っていると仮定して、健康運をみていきましょう。

★6ハウスのスタートの星座の守護星=惑星の一覧表★

おひつじ座 ⇒ 火星
おうし座 ⇒ 金星
ふたご座 ⇒ 水星
かに座 ⇒ 月
しし座 ⇒ 太陽
おとめ座 ⇒ 水星
てんびん座 ⇒ 金星
さそり座 ⇒ 冥王星
いて座 ⇒ 木星
やぎ座 ⇒ 土星
みずがめ座 ⇒ 天王星
うお座 ⇒ 海王星

6ハウスに入る惑星別の健康運をみていくよ

それでは具体的に、入っている惑星別にみていきましょう。

太陽が入っている場合

太陽の入っているハウスは、私たちにとって一番重要です。
そのハウスの意味が人生のメインテーマとなるからですね。

6ハウスに太陽が入っているということは、働くことや健康的な生活をすることを通して、自分というものを確立してい人なんですね。
かなりの仕事人間にもなりますが、同時に健康を維持するということに対しても積極的に取り組んでいくでしょう。

月が入っている場合

月の入っているハウスは、私たちの「心のよりどころ」的な場所を意味しています。
6ハウスに月が入ると、まわりからの期待にこたえ、奉仕したり労働したりすることに喜びを感じるんですね。
その分、環境やまわりの人々に振り回されやすい傾向があるかもしれません。

精神状態が体調に出やすいタイプなので、自分が安定した気分でいられることが、健康を維持する最大の秘訣になります。

水星が入っている場合

水星は、私たちの知性の象徴でしたね。
6ハウスに水星が入っていると、知性を使って労働していく人=頭脳労働向きな人と言えるでしょう。

分析力や判断力に優れていますが、神経を使いすぎると体に不調が出ることも。
メンタルはあまり強い方ではないので、ストレスがたまらないように気をつけてくださいね。

金星が入っている場合

金星は、私たちの美や楽しみの象徴でしたね。
6ハウスに金星が入っていると、仕事を楽しむ才能があるのですね。ルーチンワークもただこなすのではなく、喜びを見つけながら、まわりの人と協力しながら取り組んでいくでしょう。

同時に、金星の象徴する「美容や健康」にも関心が強く、それらの分野の仕事に就くことも考えられます。
おおむね健康には恵まれるでしょう。ただ、美食傾向があるので、肥満から体調を崩さないように気をつけてくださいね。

火星が入っている場合

火星は、私たちの情熱や行動力の象徴でしたね。
6ハウスに火星が入っていると、労働することに情熱を燃やすんですね。
やりがいのある仕事をすることに、生きがいを感じることでしょう。

ただし、仕事に熱中するあまり、自分の健康や体調は二の次で、オーバーワークになりがちです。
過労で倒れたりしないように。また、事故や怪我などにも注意してくださいね。

木星が入っている場合

木星は、私たちに幸運をもたらしてくれる惑星でしたね。
同時に木星は、社会との関わりも示してくれています。
6ハウスに木星が入っていると、仕事を通して社会と関わることが、幸運をもたらしてくれるんですね。
仕事に困ることはほとんどなく、職場環境や人間関係にも恵まれるでしょう。

健康に関しても無理がきくタイプで、体は丈夫なほうでしょう。

土星が入っている場合

土星は、私たちに時間をかけて成長を促す惑星でしたね。
年齢を重ねるうちに得意分野となっていくものの、若いうちは苦労を強いられる分野になります。
6ハウスに土星が入っていると、責任やプレッシャーのある立場になりやすく、それを完璧に遂行しようとして無理をしてしまう傾向があります。

自分の気持ちや健康を無視しがちで、ストレスを内にためこむ傾向があるので注意が必要です。慢性病に悩まされるかもしれません。
年齢とともに、健康を保ちながら責任のある仕事を遂行する術を身につけていくでしょう。

天王星が入っている場合

天王星は、私たちの独創性や個性の象徴です。
6ハウスに天王星が入ると、仕事を通して独創性や個性を発揮することを願うのですね。
手に職をつけて、フリーランスなど自由な立場で仕事をすることが向いています。

健康面では、興奮や緊張から、神経系に乱れが生じやすいでしょう。
心理的な負担やストレスを、なるべく感じないような職場環境や仕事選びをすると良いのですね。

海王星が入っている場合

海王星は、私たちの夢や理想の象徴です。
6ハウスに海王星が入っていると、仕事を通して夢や理想を実現することを願うのですね。
一般的な定時のルーチンワークには興味がなく、芸術系や水商売、ヒーリングなどの仕事に就きやすいでしょう。

とても過敏な体質で、心理的な要因から体調を崩しやすいので注意しましょう。
薬の副作用などにも気をつけて。また、お酒やタバコは適量でストップするように意識することです。

冥王星が入っている場合

冥王星は、私たちの徹底的なこだわりを象徴しています。
6ハウスに冥王星が入っていると、仕事に妥協ができずに、徹底的にやってしまうタイプでしょう。もしくは、まったく働かないというように、極端になりがちです。

自分の健康を過信しやすく、体力や気力を超えてまでも仕事に取り組む傾向があります。
病院嫌いの傾向もあるので、職業病などには注意が必要です。