こんにちは。
以前、「12星座でみる相性の理解」という記事を書きましたが、相性というのは、ただ単に「良い・悪い」を論じるものではないのですね。
この記事の目次
みんな自分の価値観で生きているだけ
みんなそれぞれ、自分の価値観で生きているだけなのです。
だから、その価値観が違うからと言って、相性が悪いと決めつけてしまったり、ましてや相手を否定しようとするのは、ナンセンスですね。
そして、相手を変えようとするのは、もっとナンセンス。私たちが変えられるのは、「自分」だけです。
相手が変わらないことを嘆くよりも、まずは、自分自身がどんな価値観で生きていて、どんな性質を持っているのかを知ること。
同じように、相手がどんな価値観で生きていて、どんな性質を持っているのかを理解してしまう方が、早いです。
なぜぶつかってしまうのか、なぜ理解し合えないのか、その理由が分かってしまえば、どう接したら良いのか、判断できますよね:)
西洋占星術での相性の見方
西洋占星術で相性を見る場合は、
エレメント(火・地・風・水)の相性が良いと、価値観をお互いに理解しやすいので、「良い」と判断します。
行動パターン(活動・不動・柔軟)が同じだと、「ぶつかりあう」と判断します。
対極に位置する星座同士(おひつじ座とてんびん座など)は、エレメントの相性は良くて、行動パターンが同じなので、吉凶混合と判断します。
基本的には、この3つです。
この組み合わせで見ていくのです。
相性はバランスが大事
ただ、エレメントの偏りがあまりにも大きすぎる場合は、不足しているエレメントの性質がないがしろにされやすいですね。
たとえば、誰かとの相性を見ていたとき、お互いに火と風のエレメントがとても強かった場合。
エレメントの相性はバッチリですね。
火と風の、行動的でさっぱりした気質で、ノリが良くて爽やかな関係が築けそうですね。
でも、地と水のエレメントが少ないので、物事を着実に形にしていく力や、感情的に甘えたり甘えられたりといった親密さ、みたいなものはあまりないのですね。
アイディアや情報はたくさんあるけど、気が変わりやすくて結果を出せなかったり、気持ちが落ちているときにも弱音を吐けなかったり・・・とかね。
そんなふうになりやすいのです。
だから一概に、エレメントの相性がとても良いからと言って、それで「良し」としないことですね。
やはり、バランスなんですね。偏りはどこかにひずみを生むものです。
理想的な相性の割合は
誰かとの相性を見ていくときには、10個の惑星を見ていくことになるのですが、だいたい7:3ぐらいの割合で、調和と不調和の組み合わせがあると、程よい感じでマッチしていきそうですね。
7割ぐらいはスムーズに意思疎通できるけど、3割はぶつかったり調整をしたりしながら、お互いの理解を深めて、自分に足りないところに気づいていく。
そんな関係が理想的かもしれません。
とは言え、この7:3というのもあくまでもの数字なので、絶対的なものではもちろんありませんよ:)
5:5でも心地よく感じるかもしれないし、8:2ぐらいがいいな、と思う人もいるかもしれません。
いずれにせよ、100%マッチする人はいないと思ったほうが良いですね。
たとえマッチしても、それは偏りを意味するのでね。
私たちの成長のためには、不調和も必要なのです。それを理解していくことで、視野が広がり、成長につながっていくのですね。
月星座の相性が良いとリラックスできるよ
で、今日の本題です。
ここまで長かった・・・(笑)
今まで数回にわたり、月星座というものを見てきましたが、月星座同士の相性が良いと、実はとても相性が良いと言えるんですね。
というのも、月星座は、私たちの「リラックスしたときに見せる顔=素顔」でしたよね。
月星座同士が調和的だと、お互いに素の状態でいることができるんですね。本音を出しても分かり合える、気を使わなくてもよい関係、と言えるかもしれません。
同じエレメントでも、風&火でも、地&水でも、同じ星座同士でも、どの組み合わせでも良いでしょう。
月星座が調和的な関係というのが、実は一番ラクで、居心地が良いのです。
家族や夫婦は月星座の相性が大事
月星座同士の相性は、夫婦の相性では結構重要だったりします。
毎日顔を合わせてても大丈夫な関係。そうじゃないと、結構キツイんですね。
ここの星座が、同じ活動グループだったりすると、ちょっとぶつかることが多くなるかもしれませんね。まぁその分刺激的、とも言えるのですが・・・:)
同じように、実家暮らしだとか、誰かと暮らしている、などという場合は、家族や一緒に暮らしている相手との月星座の相性を見てみると良いですよ。
一緒に暮らしている、ということは、月星座で暮らしている、ということなのでね。
相性は、全体を見て判断しないといけません。
でも、月星座の相性が良ければ、他の悪さをカバーできることもあるんですね。
特に、家族や夫婦、親友など、一緒にいる時間が長くなるほど、月星座の相性は威力を発揮してきますよ❣
月の相性を調べていまして、ブログに辿り着きました。ありがとうございます。
月がオポジションもご縁のあるアスペクトと言われていますが(夫婦にも多いとか)、居心地としては、やはり緊張のオポジションなので、悪くなってしまうのでしょうか…
>jさま
こんにちは、カノンです。
コメントありがとうございます!
月がオポジションの関係は、とても刺激的な関係だと思います。
自分とは正反対(のように見える)の性質を相手が持っているように感じるので、
惹かれる気持ちと反発を感じる気持ちを同時に感じるかもしれませんね。
「緊張関係」と片付けてしまうことは簡単ですが、
自分にないものを相手から吸収したり学んだりすることができる、素晴らしい関係だと捉えてみてくださいね。
お互いが相手から学ぼうとする気持ち、相手を尊重しようとする気持ちを持てれば
とても発展的ではないでしょうか:D
ただ、喧嘩などしていったんぶつかりあうと、
簡単には収拾がつかないかもしれませんので、
その際の解決策をあらかじめ決めておいたりすると良いかもしれません。
カノン様、ご返答ありがとうございます!
ご縁のあった方で月がオポジション、また私の木星が相手の月とオポジションでもあり、いいことも調べると出てくるのですが、オポジションなだけに気になりました。私が真面目なので、正反対だと不真面目不誠実になる?笑、と困りますけれど…。
月の絡みは個人的にとても気になります。
人との出会いは奥深いですね。
うちの家族は、月星座息子以外みんな活動宮、
息子だけ柔軟宮です。
活動宮同士で、団結するときは、
はやいですが、喧嘩がはじまると大変です。
息子だけ大概うまくかわしてますね。w
>愛の風さま
コメントいただきましてありがとうございます(^^)
活動宮、みんな元気いっぱいに動き回りますよね。
柔軟宮の息子さんは、きっとみんなにうまく合わせていかれるのでしょうね。
お互い得意な部分がうまくハマると最高です!