こんにちは。

私は小学生の頃から大相撲ファンでして。
私の学生時代は、テレビで大相撲を見ることが、かなり重要な地位を占めていたぐらいなのです(笑)

今日引退会見をした日馬富士関の親方でもある、伊勢ケ浜親方が、「旭富士」という四股名で活躍していた頃から、私は彼のファンだったんですよね・・・。
そんな彼が、今日は涙で会見をするなんて!!(T_T)

そんな思い入れもあったりするので、今日はちょっと相撲ネタでw
THE・日馬富士関の引退。を、西洋占星術的に見てみましょう。

この記事の目次

日馬富士関の会見を見て

引退会見を見た印象は、日馬富士関はとても誠実に心情を吐露していたな、ということでした。

今回の事件は、暴力をふるって怪我までさせてしまった日馬富士関に、非があることは間違いないのですが、なぜ怪我をさせるほど殴ってしまったのか、というところが問題ですよね。

今日の会見で分かったのは、貴ノ岩関がかなり礼節を欠いた言動をしていたんだろうな、ということ。

それを諌めるための、日馬富士の「愛の鉄拳制裁」が、行き過ぎてしまった、ということなんでしょう。

「暴力はダメ」と、人は言いますね。
もちろん、ダメなことはダメなんですが、暴力に訴えたくなるぐらいに、誰かにカチンとさせられたり、怒りを誘発させられるようなことって、みんな少しはあったりするんじゃないかと思うのです。

なにかの場面で、どうしようもないぐらいに「怒りの感情」に支配されてしまったら。
大人の余裕で、冷静に相手を受け止めるのか、それとも完全に無視するのか。

みなさんどうやって消化していくんでしょうね。

そんなとき、思わず手が出てしまうというのは、男性の方が多いでしょうね。
どうしても男性は「闘争的なエネルギー」が強く働くのでね。
うまくコントロール出来ない人もいるわけです。

火星は男性エネルギーの象徴

さて、西洋占星術的にみると、男性エネルギーの象徴は「火星」という惑星なんですね。

「火星」は、情熱、行動力、闘争心の象徴です。
本能的な「オス」のエネルギーです。

スポーツなど勝負を競うときに使ったり、実際に血なまぐさい「戦い」やケンカのときにも火星パワー全開になるでしょうし、欲しいものを全力で取りに行くときとかに使います。

あとは、恋愛のシーンですね。
通常は、男性が女性を追いかけるという構図なのでw、男性が好きな女性にアタックするときとかは、火星エネルギーを使いますね。
そして、セックスも火星パワーでするんですね。

男性も女性も誰でも、自分の出生図に「火星」を持っているのですが、男性のほうが「火星」のエネルギーをよりうまく使えるし、自然に使っているでしょうね。

女性でも、スポーツをしているとか、競争の激しいところにいるとかであれば、火星エネルギーを自然に使っているでしょう。

普通の人は、「火星」を使うのは、自分が情熱を注いでいる分野のことや、夢中になっていることが絡んでくるときかもしれませんね。

日馬富士関の太陽はおひつじ座

日馬富士関は、「太陽」をおひつじ座の25度に持っているのですが、おひつじ座の守護星は「火星」なんですね。

だから、おひつじ座の人は結構血の気が多いです(笑)
すぐにカッとなったり、感情を爆発させたり、手が出やすかったり・・・。

うまく感情をコントロールするというのは、結構大きな課題かもしれませんね。

今回の日馬富士関の件も、
・怒りの感情をうまくコントロールすること
・「暴力」ではない形で怒りを表現することを学ぶ
というテーマがありそうですね。

でも、おひつじ座の良いところは、怒りを発散したら、すぐにケロッとして気持ちが切り替わるんですね。
いつまでも引きずることはありません。

瞬間、瞬間の自分の感情の動きに、ある意味とても素直なんですね。
だから、感情が顔に出やすいし、まわりからみたら分かりやすいでしょうね。

日馬富士関の火星はさそり座

そして、日馬富士関の「火星」はさそり座28度にあります。
さそり座の火星は、どちらかというと、情熱を内に秘めるんですね。

自分がこうと決めた目標は、必ず達成する!という不屈の精神があります。
心の中で、フツフツとエネルギーを燃やして燃やして、それをパワーに変えていくイメージです。

目標を達成するまでは、不平不満をひとつも言わないで、ひたすら鍛錬していく。
だからこそ、練習、練習で、横綱にまで上りつめたのでしょうね。

さそり座は、「冥王星」が守護星なのですが、極端になりやすいんですね。
よく「0か100か」という言われ方をしますが、徹底的にやる時はやる、やらないときは何もしない、そんな感じです。

今回の暴行事件では、いったん火がついてしまった「さそり座の火星」が止まらなくなってしまったのかもしれません。

まわりに止められるまで殴ってしまったというのは、徹底的にやってしまうさそり座の特性かな、と思います。

これまた、衝動をうまくコントロールすることが課題になりそうですね。

天王星がやってくると変化が起こるよ

さてもう一つ。

今回、一番「なるほど」と思ったのは、日馬富士関の「太陽」に、現在進行形(トランジット)の「天王星」がバッチリ乗っているんですね。

彼の太陽は、おひつじ座の25度。
現在、天王星は、おひつじ座の26度にあります。
逆行(戻っているように見える)しているので、12月と1月にはピッタリ25度なんですね。

天王星は、約7年かけて1つの星座を運行します。
おひつじ座には2010年5月に入って、行きつ戻りつを繰り返しながら、ゆっくりと進んできたんですね。

おひつじ座25度には、2017年4月に入り、その後、進んだり戻ったりしながら、25度を完全に通過するのは2018年2月になります。

なので、この期間は、ずっと天王星の影響を受けるんですね。

天王星は、「突発的な変化」と「自立」を意味する惑星です。
現状のままでは飽きたらず、新しい環境へと大きく変化させていくパワーを持っています。

天王星が自分の「太陽」に乗ると、生活環境が変わったり、仕事環境が変わったり、一人暮らしなどを始めて独立したり、など、人生に大きな変化が訪れます。
それも、かなり突然変化がやってくる、という感じです。

まさに今回の引退は、伊勢ケ浜親方や日馬富士関本人の口からもありましたが、「まさかこんなことになるなんて・・・」という、ビックリな流れ、突然の変化、なんですね。

 

日馬富士関の引退劇が教えてくれることは、たくさんありましたね。

私たちは、誰かを裁いたり批判するのではなく、その人の生き様から、いろんなことを学ぶ姿勢を持てると良いですね。

みんな、自分の成長のために、一生懸命に人生を生きている、それだけなのです:)