こんにちは。
先日の記事で、世界的に活躍して有名になるような人も、私たちのような普通の一般人も、出生図(ホロスコープチャート)に大差はないよ、ということを書きました。
確かにそれはそうなのですが、「こりゃー、ちょっと特別だわ!!」と思うようなチャートを見つけてしまったので、それを今日はご紹介しますね:D
この記事の目次
藤井聡太棋士のちょっと特殊なチャート
今日ご紹介するのは、今話題の青年棋士、藤井聡太さんの出生図(ホロスコープチャート)です。
マスコミが彼をとりあげ始めた1年半ぐらい前は、まだ藤井四段だったのに、今はもう六段です。
そして5月には7段に昇段するだろうと言われています。
将棋の昇段の仕組みはよく分かりませんが、聞いているだけでも相当早いんだろうな、という察しはつきますね。
さらには、最年少で将棋界の記録を更新したりと、若いうちからズバ抜けた才能を見せてくれていますね。
そんな藤井聡太棋士のチャート、こんな感じです。
藤井聡太棋士
2002年7月19日
愛知県瀬戸市
※出生時間は分からないので、ハウスは無視してくださいね。
このホロスコープチャートの中で、赤色の四角で囲った部分、分かりますか?
ここに4つの天体が固まっているんですね。
太陽:かに座26度17分
水星:かに座23度59分
火星:しし座3度31分
木星:かに座26度58分
太陽、水星、火星という3つの個人天体に、木星です。
太陽、水星、火星、木星がコンジャンクション!
特に目を引くのが、太陽と木星の重なり具合ですね。
アスペクトと呼ばれる惑星間の角度は、0度(コンジャンクション)が一番影響力が強いのですが、この太陽と木星は、まさに超強力なコンジャンクションを形成しています。
そして、そこにちょっとずれて水星も重なり、さらにはサインをまたいで火星もかさなっています。
この場合、「太陽&木星」と火星は約7度のズレがありますが、これはコンジャンクションの許容範囲内です。
なので、4つの天体がダンゴ状態で重なり合っていると見ることが出来るのですね。
ダンゴ状態の4つの天体はセットになって働くよ
さて、天体が重なっていると、それぞれの天体の意味が強まります。
というより、この4つの天体は、ほとんどセットで働いていると見てもよいのかな、と思います。
たとえば、将棋の勝負で火星のパワーを全開にして戦おうとするとき、一緒に太陽も水星も木星も働くのですね。
目的意識を持ちながら(太陽)、頭をフル回転させて(水星)、楽観的に大胆に(木星)、勝負をかけることができる(火星)。分かりやすく言うと、こんな感じでしょうか。
なによりも、木星が一緒にセットになっているというのが、「持っているな」と思わされるポイントなんですね。
いくら木星が、自分を過信しやすいとか、大風呂敷を広げやすいとか言われていても、やはり基本的には「発展と幸運の星」なんですね。
それが、太陽にピッタリとくっついていて、さらには水星と火星にも。
水星は知性ですし、火星は勝負。将棋の世界で活躍するには最高の配置なんじゃないでしょうか。
とゆーか、この天体配置なら、どんな分野でもきっと早々に頭角をあらわすのではないかと思います。
棋士にはピッタリの特性を持っている
藤井棋士は、水のエレメントがとても強いですね。
太陽、水星、木星がかに座で、月はさそり座です。
かに座もさそり座も、自分が好きになるものへのこだわりがとても強く、いったん気に入ったものへの愛着は人並み以上に強いんですね。だからこそ、大好きな将棋の世界に没頭し続けているのかもしれませんね。
かに座は守護星が月で、自分の感情にも敏感ですが、人の感情にもまわりの雰囲気にもとても敏感です。
さそり座は守護星が冥王星で、徹底的な集中力と、人の心理を瞬時に見抜くような、物事の本質をつくような洞察力を兼ね備えていて、ちょっとしたサイキックでもあります。
藤井棋士はもしかしたら、相手棋士の気持ちや手の内を、対局中に無意識のうちに読んでいるのかもしれませんね:D
また、かに座の水星というのは、とても記憶力が良いのですね。
過去のさまざまな棋譜のデータは、しっかりと頭に入っていそうですね。そのうえで、大胆な攻めをすることができるというのは、しし座の火星+木星の力なのかな、と思います。
土星の影響を受ける2020年は真価を問われるかも?!
以前から書いていますが、今年2018年の11月頃までは、さそり座にラッキースター木星がいますね。
藤井棋士は、もともと強運な出生図(ホロスコープチャート)の持ち主なのに、さらに追い風が吹いている状態になっています。
これからますます好調になっていくのではないでしょうか。
とはいえ、木星がいて座へ移動したあと、今度は土星からの影響を受け止めなくてはいけなくなるでしょう。
土星は現在やぎ座を運行中ですね。
やぎ座とかに座は対向に位置していて、180度の惑星間の角度(アスペクト・オポジション)になります。
特に2020年は、やぎ座の後半度数へ土星が進行して、現在やぎ座を運行中の冥王星と重なります。
ここで、かなりピンポイントな影響を受けそうですね。
ただ、2020年は、木星もやぎ座に滞在するので、トランジットの冥王星、土星、木星の3つの天体から影響を強く受けることになるでしょう。
このときに、どのような展開がやってくるのか・・・。個人的にはかなり興味がわきます。
でもいずれにせよ、強運を持っていることに変わりはないので、軽々と乗り越えていくことになるのでしょうね・・・:)
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