こんにちは。

今日は、「土星星座別のあなたが克服するべきテーマ(てんびん座~うお座/7ハウス〜12ハウス)」をお伝えしたいと思います❣

おひつじ座〜おとめ座(1ハウス〜6ハウス)はこちら↓

この記事の目次

土星星座別、あなたの克服するべきテーマ(てんびん座〜うお座/7ハウス〜12ハウス)

てんびん座の土星/7ハウスに土星がある

てんびん座(男性星座・風・活動・守護星:金星)

てんびん座は、バランスの良い対人関係を築いていく社交家なんですね。
常に客観的な姿勢を意識していて、人間関係の調整を得意としています。
双方にとって、ちょうどよい落とし所を見つけるのが上手なんですね。
パートナーシップを結ぶことを好み、他者との関係性の中で自分を活かしていく星座です。

ですが、てんびん座に土星があると、「バランス感覚」や「社交性」というものが、なかなか発揮されづらくなります。

人に振り回されたり、力関係で悩んだりすることを避けたいという気持ちが強く、人間関係に苦手意識を持ちやすいんですね。

それは、他者からの評価を気にしすぎていたり、よく思われたいという思いから、自分を出すことを恐れているからなんですね。

まずは、自己を確立することを意識してみてくださいね。
誰かからの評価に、自分の価値を見出すのではなく、自分で自分の価値を見出すことが重要です。

年齢を重ねるにつれ、人を使うマネジメント能力や社交性に磨きがかかりますよ。

さそり座の土星/8ハウスに土星がある

さそり座(女性星座・水・不動・守護星:冥王星)

さそり座は、自分が気に入った対象に、深く深く関わっていくことを好む星座です。
特に、自分が心を許した相手とは、すべてを共有すること、完全に信頼しあうことを望み、求めます。
また、人の心の奥に潜む欲望や、物事の裏にある真実を見抜く洞察力にも長けています。

ですが、さそり座に土星があると、心を許した対象との距離感を、うまく測っていくことが難しくなるのですね。

過剰に相手に執着して束縛してしまったり、逆に自分の心の内を見せることを恐れて、冷たく振る舞ってしまったりする傾向があるでしょう。

また、自分の心の中に潜む、権力欲や支配欲、嫉妬心などのネガティブと思われる感情を、過剰に押し殺そうとしてしまうかもしれません。
それらの感情が爆発したときに、人や物を失うことを無意識に恐れているからなんですね。

人は誰でも、「心の闇」のような感情を持っていることを認め、自分の感情にも素直に向き合うことを意識してみてくださいね。激しい感情を、情熱へと変換してゆくのです。

年齢を重ねるにつれ、集中力を発揮して目的を達成していくようになりますよ。

いて座の土星/9ハウスに土星がある

いて座(男性星座・火・柔軟・守護星:木星)

いて座は、未来の可能性を信じる楽観性と、高尚な精神性を持ち合わせた星座です。
広い世界を見ることを好み、好奇心のおもむくまま、自由に動き回ります。
人生に起こるさまざまな事柄を、独自の哲学的視点で捉えて、自分の精神性を磨いていくのですね。

ですが、いて座に土星があると、「精神性を磨くこと」や「楽観的に自由に動き回ること」が、難しく感じられるかもしれません。

何らかの不自由さや制限を経験することで、人生に意味を見出すことができずに、シニカルな態度をとってしまったり、狭義の教えに自分を閉じ込めて、精神的な成長を放棄したりしやすいのです。

また、生まれ故郷から離れたり、未知の世界へ飛び出していくことに恐れを感じる人もいるでしょう。
逆に、自分勝手な行動や、単独行動に走る人もいるかもしれません。

たとえ、物理的に自由に動けなかったとしても、精神的にはいつでも自由でいられるのだ、ということを意識してみてくださいね。

年齢を重ねるにつれ、自分なりの哲学や本当の知識に目覚め、自由で公平な意識を持てるようになりますよ。

やぎ座の土星/10ハウスに土星がある

やぎ座(女性星座・地・活動・守護星:土星)

やぎ座は、責任感が強く、社会の中で役立っていこうという意識の強い星座です。
自分なりの目標を定めて、真面目に忍耐強く取り組んでいきます。
目標達成のためなら、禁欲的になることも厭わず、最終的には必ずやり遂げるのですね。
確実に結果を出していく、とても頼りがいのある星座なのです。

やぎ座に土星があると、その傾向がさらに強まるんですね。

過剰な責任を背負い込んで、孤軍奮闘する人もいるでしょう。
禁欲的な傾向に拍車がかかり、心からの喜びを見出すことが難しいと感じる人もいるでしょう。
また、伝統的なものを守ろうとする気持ちが強く、古い世代の考え方や生き方に縛られる人もいるでしょう。

強い忍耐力と、優れた実務能力を兼ね備えているので、最終的には、必ず望んだ結果や、地位や、成功を手に入れることができるでしょう。

ですが、なぜそれほどまでに忍耐強く努力し続けてしまうのか、社会的な成功を目標にしてしまうのか、少し考えてみると良いかもしれませんね。

たとえ社会的な地位や成功がなくても、あなたは十分に価値があるのだということを、忘れないで下さいね。

みずがめ座の土星/11ハウスに土星がある

みずがめ座(男性星座・風・不動・守護星:天王星)

みずがめ座は、とても個性的でフレンドリーな星座です。
人間愛にあふれていて、年齢や性別、国籍などにとらわれないで、誰にでも公平に接することができるのですね。
また、古い考えや社会的な価値観に縛られずに、独自の価値観にしたがって自由に行動していくのですね。

ですが、みずがめ座に土星があると、「個性」を出したり「フレンドリーに公平に」まわりの人に接することが、難しく感じられるかもしれません。

それは、本当の自分を出したら、他の人々と違うことで疎外されるのではないか、という恐れがあるからなのですね。

そのため、人と深く関わらないように個人主義になりやすく、一匹狼でどこのグループにも属さない、という傾向があったりします。
また、古い世代や社会的な因習などに強く反発を感じて、反抗的な態度を取ることもあるでしょう。

まずは、1人でも良いので信頼のできる誰かを見つけましょう。あなたが個性を出して自由に振る舞っても安全なのだということを、実感する必要があるのですね。

年齢を重ねるにつれ、自由で平等な社会の実現を目指していくようになりますよ。

うお座の土星/12ハウスに土星がある

うお座(女性星座・水・柔軟・守護星:海王星)

うお座は、とても感受性が強く、慈悲心にあふれた星座です。
共感能力に優れていて、まわりの人の感情を自分の感情のように感じてしまいます。他者との境界線が曖昧なのですね。
また、争うぐらいなら自分が我慢したり、自分を犠牲にしてまでも他者に尽くす傾向があります。

ですが、うお座に土星があると、「共感能力」や「慈悲心」を発揮しづらくなるのですね。

それは、人から利用されたり、人の犠牲になったりすることを恐れているからなんですね。
人と距離をおいて、安易に人を信じないようにする傾向があるかもしれませんね。

また、現実世界で人の感情に翻弄されるのを嫌って、芸術やファンタジーの世界に逃げこむ人もいるでしょう。

まずは、他者との境界線をしっかりと引くことを意識することが大切ですね。
あなたの気持ちと他者の気持ちは、違ってもよいのです。
あなたが他者の期待に応えなくても、罪悪感を感じる必要はないのです。

年齢を重ねるにつれ、豊かな感受性を芸術方面で活かしたり、奉仕活動に従事して、まわりの人から感謝されるようになりますよ。

土星の入っているハウスにも注目して

自分の土星星座を読んでみて、いかがでしたでしょうか。

土星星座は、いずれ必ず、私たちの揺るぎない力となってくれます。
年齢が若いうちには、苦手意識のほうが強いかもしれませんが、あまり嫌わずに、むしろ大事に育ててみてくださいね。

さて、出生時間の分かる方は、土星が入っているハウスにも注目してみてくださいね。
土星星座の項目と、土星の入っているハウスの項目、両方を読んで参考にしてみてください。

それぞれのハウスには、12星座のナチュラルハウス(もともとの定位置)という考えがあります。
12星座とナチュラルハウスの意味は、イコールではありませんが、ニアリーイコール(だいたい同じような意味)です。
12星座とハウスは、次のように対応しています。

・1ハウス:おひつじ座のナチュラルハウス
・2ハウス:おうし座のナチュラルハウス
・3ハウス:ふたご座のナチュラルハウス
・4ハウス:かに座のナチュラルハウス
・5ハウス:しし座のナチュラルハウス
・6ハウス:おとめ座のナチュラルハウス
・7ハウス:てんびん座のナチュラルハウス
・8ハウス:さそり座のナチュラルハウス
・9ハウス:いて座のナチュラルハウス
・10ハウス:やぎ座のナチュラルハウス
・11ハウス:みずがめ座のナチュラルハウス
・12ハウス:うお座のナチュラルハウス

土星星座とハウスの例

いくつか、例をあげておきますね。

1.土星星座がかに座で、5ハウスに入っている場合
  「土星星座がかに座」の項目と、「土星星座がしし座」の項目を読んでみてください。

2.土星星座がてんびん座で、1ハウスに入っている場合
  「土星星座がてんびん座」の項目と、「土星星座がおひつじ座」の項目を読んでみてください。

3.土星星座がうお座で、8ハウスに入っている場合
  「土星星座がうお座」の項目と、「土星星座がさそり座」の項目を読んでみてください。

ちなみに、星座とハウスが重なる場合は、その土星のテーマはかなり強まりますね。
苦手意識も強くなりますが、本人にとっては、かなり重要な意味を持っていると考えられます。
いくつか、例をあげておきますね。

1.土星星座がふたご座で、3ハウスに入っている場合

2.土星星座がやぎ座で、10ハウスに入っている場合

3.土星星座がおうし座で、2ハウスに入っている場合