こんにちは。
この記事の目次
自分の本質や価値観を知ると人生に迷いがなくなる
先日、コーチング的な技法を使って、私たちが持っているそれぞれの価値観を引き出していく、というようなセミナーの講義を受けてきました。
いろいろな質問に自分自身が答えていくことで、自分が一番大事にしている価値観に気づける、というものです。
左脳的なアプローチで、これはこれで面白い切り口だな、と思いました。
直感的に感じている答えの、裏付けになるようなメソッドだったのですね。
より論理的に自分を知りたい人にとっては、納得できるやり方なのでしょうね。
方法はなんでも良いのです。
コーチング的なアプローチでも、潜在意識に問いかけるヒプノセラピー(催眠療法)でも、西洋占星術から見た解釈でも、その他のやり方でも。
「自分の本質や資質、価値観」に早く気づけた方が、人生に迷いもなくなるのではないかと思うのです:D
あなたが幼少期に足りなかったものは?
そのコーチングの技法を使ったセミナーで、ちょっと面白い質問があったのでご紹介しますね。
よかったら今、一緒に考えてみてくださいね。
Q. 「あなたの幼少期に足りなかったものはなんですか?」
これは、そのときに「足りない」と感じていたというよりは、大人になっている今、「これが小さい頃に足りなかったな」と思うもの、という方が分かりやすいかもしれません。
それは物質的なことかもしれないし、もっと精神的な事柄かもしれません。
いくつも思いつく場合もあるでしょうし、「そんなになかった」と思うかもしれません。
さて、何か思いつきましたか??
私はありすぎて、ちょっと悲しくなりました(笑)
さてさて。
幼少期に足りなかったもの。
それ自体が良いとか悪いとか、多いからどうだとか、少ないからどうだとか、そういうことではありません。
私たちは、幼少期に足りなかったものを埋めるための補償行為を、無意識のうちにずっとやってきている、ということなんですね。
私たちは、足りなかったものを埋める補償行為を無意識にずっとやってきている
たとえば。とっても分かりやすい例をあげてみます。
1.一人っ子で育ってきて、幼少期に遊び相手があまりいなかった。
2.「幼少期に、遊び相手やコミュニケーションを取る相手が足りなかった」ということで、小学校にあがってから、無意識のうちに友達をたくさん増やしてコミュニケーションを取ることをやってきた。
3.大人になった今も、人とコミュニケーションを取ることが大好きで、人脈がいろんなところにある。
こんな感じです:)
足りなかったものを埋めるための補償行為が、いつの間にか、自分の得意分野として育っている、ということなんですね。
なぜなら、子供の頃から繰り返し繰り返し、無意識のうちにず〜っとやってきているからです。
そして、どんな補償行為をするかは、人ぞれぞれ違うし、それがその人の個性になってくるんですね。
上の例では、人とのコミュニケーションを広げていく方向へ向かいましたが、もしかしたら1人いろんなイマジネーションを膨らます方向に行くかもしれません。
また、こんなふうに分かりやすい感じにならないかもしれませんね。
一人ひとりの心のあり方は、とても複雑なのでね。
一見、補償行為のように思えないようなことが行われるかもしれませんね。
でも、それは本人なら納得がいくでしょうし、分かるはずです。
また、なにを「足りなかった」と思うかも、人それぞれなんですね。
一人っ子だったからと言って、それが「コミュニケーション不足だった」と感じない人もいるでしょう。
それは、本人にしか分からないものだし、みんな違って良いのです。
得意なことを見つけるには幼少期を振り返ると良い
いかがでしょうか。
手っ取り早く、自分の得意なことを見つけるには、無意識のうちに幼少期からずっとやってきたことを見つけられると良いのですね。
そのためには、幼少期に何が足りなかったのか、それを考えてみてくださいね。
「得意なこと」と言われても、そんなの当たり前にやってきたことだから・・・と、思われるかもしれません。
でも、そんなものなのですね。
一生懸命習得したものが「得意」なことというよりも、無意識にいつもやってることは、いつでもどんなときでも出来てしまう素晴らしいスキルなのですね。
ぜひみなさんも、自分の「得意なこと」見つけてみてくださいね。
ちなみに私は「分析すること」が得意なことでした(笑)
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