こんにちは。
前回の記事では、西洋占星術における「日々の健康運」の見方をお伝えしました。
今日は、私たちが持って生まれた体質についてお話ししますね。
この記事の目次
アセンダント星座と月星座で持って生まれた体質が分かるよ
私たちの体質は、アセンダント(1ハウスのスタートラインにあたるポイント)の星座と、月の星座でみることができます。
月星座は、これまでに何度もお伝えしてきたとおり、私たちの幼少期(7歳ぐらいまで)を象徴している星座でしたね。
そして、「母親」を象徴する星座でもありました。
なので、月星座は、私たちが「母親から受け継いでいる体質」を暗示してくれているのですね。
そしてもう1つ、私たちの体質をみるときに重要になるポイントが「アセンダント」です。
アセンダントは私たちの体質や外見を教えてくれる
「アセンダント」というのは、私たちが出生図(ネイタルチャート・ホロスコープチャート)を作成したときに初めて出てくるポイントで、1ハウスのスタートラインにあたる星座のことを指しています。
アセンダントは、正確な出生時間と場所が分からないと、算出することはできません。
というのも、ハウスは、正確な出生時間と場所が分からなければ、算出できないものでした。
1ハウスのスタートラインということは、ハウスがちゃんと確定できている=正確な出生時間・場所が分かっている、ということを意味するのですね。
さて、1ハウスは「私たち自身」「私たちの個性」を表すハウスでしたね。
その1ハウスのスタートに当たる星座というのは、私たちに特に大きな影響を与えているので、特別に「アセンダント」という呼び方をしているのです。
アセンダントが意味するところはたくさんあるのですが、その中でも代表的なものに「私たちの外見の特徴」というものがあります。
アセンダントの星座で、私たちがどんな体質や骨格を持っていて、それがどんな外見となって表れているのか、というのが分かってしまうのですね:)
そしてそれは、無意識のうちに私たちがまとっている「雰囲気」にも通じていたりします。
私たち自身は、自分の外見的な雰囲気に無自覚である場合が多く、これは、まわりの人から認識されやすい「雰囲気」であり「外見」ということになります。
12星座別の体質をみていこう
ではこれから具体的に、星座別にどのような特徴があるのかみていきましょう。
ご自分の月星座とアセンダントの星座の両方を読んでみてください。
もし、どちらもピンと来ないようであれば、太陽星座の箇所も読んでみてくださいね。
ホロスコープチャート作成は、こちらのサイトに、ご自分の生年月日、生まれた時間(必須!)、生まれた場所を入力してみてくださいね。
※出生時間が分からない場合は、「アセンダント」は正確に出すことができません。
月星座またはアセンダントの星座がおひつじ座
おひつじ座は、頭部、顔、目を支配しています。
頭痛や熱、炎症性の病気に注意。
切り傷ややけど、頭部の怪我や病気にも注意。
興奮、怒り、心配をなるべく避けて、適度な睡眠や休息を取るように心がけましょう。
月星座またはアセンダントの星座がおうし座
おうし座は、のど、首、肩を支配しています。
のどが弱点なので、扁桃腺のはれや風邪には特に注意。
おうし座は甲状腺も支配しているので、甲状腺の病気にも気をつけて。
美食傾向があるため、肥満や便秘にも注意。
月星座またはアセンダントの星座がふたご座
ふたご座は、腕、肺、中枢神経を支配しています。
気管支炎やインフルエンザにかかりやすいので注意。
神経の緊張から、不眠症やストレス性疾患にも気をつけて。
常に気分転換することを意識して、リラックスするように心がけましょう。
月星座またはアセンダントの星座がかに座
かに座は、消化器系と乳房を支配しています。
胃潰瘍や乳腺炎、その他消化器系の一般的な病気には注意。
心配性が病気につながりやすいので、気持ちの切り替えを意識して。
月星座またはアセンダントの星座がしし座
しし座は、心臓、背骨、肋骨を支配しています。
心臓と脊椎に関する病気には注意が必要。
基本的に体力と生命力に恵まれていますが、体力を過信しすぎないように。
熱射病や関節炎にも気をつけて。
月星座またはアセンダントの星座がおとめ座
おとめ座は、腸、腹部、神経を支配しています。
ストレスを避けて食事にも十分に気をつけること。
十二指腸潰瘍や、心因性の胃腸障害、ストレス性の便秘や下痢、胆石などに注意。
月星座またはアセンダントの星座がてんびん座
てんびん座は、腰と腎臓を支配しています。
腰痛や泌尿器系の病気に注意。
一般的に健康体質ですが、細菌の感染には気をつけて。
年齢を重ねるごとに、肥満になる傾向も。
月星座またはアセンダントの星座がさそり座
さそり座は、生殖器、泌尿器、前立腺を支配しています。
女性の場合は、子宮や卵巣などの婦人科系の病気に注意。
一般的に、疲れを知らないスタミナの持ち主ですが、過労からくる病気に気をつけて。
何ごともほどほどに。
月星座またはアセンダントの星座がいて座
いて座は、臀部(おしり)と大腿部(太もも)、肝臓を支配しています。
坐骨神経痛や痛風にかかりやすいので注意。
幼少期には、股関節の脱臼にも注意。
体質は丈夫ですが、暴飲暴食による肝機能障害には気をつけて。
月星座またはアセンダントの星座がやぎ座
やぎ座は、ひざ、骨、関節、皮膚を支配しています。
骨に関する病気にかかりやすいので注意。
消化器や歯も、弱い傾向にあるので気をつけて。
月星座またはアセンダントの星座がみずがめ座
みずがめ座は、下腿部(ふくらはぎ)、足首、循環器、血液を支配しています。
低血圧の人が多く、体質的にはあまり丈夫なほうではありません。
アキレス腱の損傷や捻挫、足のむくみなどには注意して。
月星座またはアセンダントの星座がうお座
うお座は、足首から下、リンパ腺などの内分泌系を支配しています。
疲れがたまると免疫力が低下し、肌が荒れやすくなったり感染症にかかったりしやすくなるので注意。
薬の副作用には注意が必要。
皮膚病やアレルギー疾患にも気をつけて。
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