こんにちは。
前回、金メダルをとった羽生結弦選手についての記事を書きました。
今日は、同じく金メダルをとった小平奈緒選手のホロスコープをみてみようと思います
この記事の目次
小平奈緒選手はふたご座の太陽
小平奈緒選手
1986年5月26日
長野県茅野市
※出生時間は不明のため、正午にしています。
※ハウスは完全に無視してくださいね。
小平選手の太陽は、ふたご座にあります。
ふたご座は、とても知性的で好奇心旺盛な、軽やかな星座です。
学習能力とコミュニケーション能力に優れているので、興味をもった対象に関しては、貪欲に情報を集め、知識を吸収し、それを実践していく、ということができるのですね。
小平選手はソチ五輪後に、単身でオランダに渡ってスケートの勉強をしたそうですが、そのあたりのフットワークの軽さや、外国語に対する抵抗感のなさ、情報収集力は、まさにふたご座の持つパワーです。
余談ですが、彼女は教員免許も持っていて、将来的には「教える」ということをやっていきたいと語っていましたが、それもふたご座らしいですね。
自分が習得した知識を広く伝えていく。人々に教えていく。
これもまさにふたご座の特性なのです。
小平選手の太陽は土星とオポジション
さて、小平選手の太陽は、ふたご座5度にあります。
彼女のホロスコープチャートで特徴的なものの1つは、このふたご座の太陽に、いて座7度にある土星が180度(オポジションというアスペクト)の位置にあって、強い影響を及ぼしている、ということなんですね。
アスペクトというのは、惑星間の距離(度数)を示したもので、ある特定の距離(度数)には意味があるんですね。
180度というのは、ちょうど真反対に位置する、ということになるのですが、これは正面から影響を及ぼしてくるので、かなりの緊張感をもたらす度数と言われています。
彼女のアイデンティティである「太陽」に、責任と制限をかけてくる「土星」が強く影響を及ぼしています。
これは、アイデンティティを確立するにはちょっと時間がかかるよ、ということを暗示しているんですね。
太陽と土星のコンタクトは自立を促すよ
おそらく、彼女は子供の頃から、早い段階で「自立」するとことを覚えたのではないかと思います。
誰にも頼らずに、自分で考えて自分の力で自分に責任をもって生きていく・・・。
本来ならもっと甘えたり、まわりにいろんなことを助けてもらって・・・ということが許される年齢であっても、おそらくそれがあまり得られなかったのではないかな、と。
もしかしたら、家庭やご両親などの教育方針だったのかもしれませんね。
彼女の月星座は「やぎ座」なのですが、この月も、自分の感情を幼いときから抑えて、大人っぽく振る舞ってきたことを物語っています。
いずれにしても、小さいときから精神的に自立することを覚え、それを意識して1人で頑張ってきたんじゃないかな、と思います。
ここで誤解がないように補足ですが、家庭やご両親やまわりからのサポートがなかったということではなくて、彼女自身が、自立をテーマにした人生を強く意識するようになった、ということなんですね。
土星はゆるぎない人格形成をもたらすよ
太陽と土星が180度の関係にあるので、1つ1つ自分で考えて、確かめて、取捨選択して、・・・という作業を繰り返していく人生になります。
土星は、じっくり時間をかけて結果を出していく惑星でしたね。
木星のように、楽観的に勢い良くパーッと広げて「できちゃった!」みたいな惑星ではないのですね:)
だから、「これが私です」と自分に自信を持って言えるようになるには、ちょっと時間がかかるわけです。
でもだからこそ、歩んできた道のりは、ズッシリと中身が濃い確かなものになるんですね。
1つ1つの経験が貴重な宝物となって、アイデンティティを形成していくのです。
そして築き上げたものは、ちょっとやそっとでは崩れることはありません。
努力を続けるほどに、歩みを進めるほどに、足場は確固たるものになって、山は高くなるのですね。
太陽と土星がコンタクトをとっている人は、人より時間がかかっても、決して腐らず焦らず諦めないこと。
いずれ必ず、信頼と実績を兼ね備えた揺るぎない結果を手に入れることができるからです:)
まわり道に思えることも、すべてが確かな意味を持っているのです!
土星のコンタクトがあると成功はちょっと遅くやって来る
基本的に、太陽と土星がコンタクトをとっている人は、人よりも遅く成功がやってきます。
それは、上述したように、試行錯誤しながら時間をかけて実績をつくっていくからなんですね。
通常は、29歳前後に訪れる、サターンリターン(土星回帰)後に、成功が訪れると言われています。
※サターンリターンとは、出生図の土星の位置に、現在進行(トランジット)の土星が戻ってくることを言います。土星は、約29年で12星座を1周するので、29歳頃に、サターンリターンを迎えます。
この時期は、ひと通りの社会生活を経験して、今後どのように自分が社会と関わっていくのかということを、責任をもって構築していくタイミングとなります。いわば、大人としてどう社会と関わっていくか、ということを考えるタイミングですね。
小平選手は、31歳での金メダル獲得となりましたね。
アスリートとしては遅めの結果になるのかもしれませんが、私たち一般人から見たらフツーにすごいんですけど❣という感じですが・・・:D
いずれにしても、小平選手の場合は、今後も着実に1つ1つ歩みを進めていくことでしょうね。
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