こんにちは。
この記事の目次
宇宙の采配に偶然はない
セッションや鑑定で、お客様にいろいろアドバイスをさせていただくことがあるのですが、面白いことに、そのアドバイスは、自分自身に対しても当てはまる言葉だったりするんですね。
お客様のためのアドバイスやメッセージをお伝えしていたつもりが、実はそれは自分に一番言い聞かせたい言葉だった・・・!などと思うことが多々あります。
そんなときは、「第三者を通して、気づきを促されているんだな」と、その状況が作られたことに感服せざるをえなくなるんですね。
偶然なのか必然なのか・・・おそらく必然なのでしょう。
「宇宙の采配」みたいなものを感じて、真摯に受け止めなくちゃ、と思わされます:)
誰かの中にネガティブを見出すとき
同じように、誰かに対して、何らかの感情を抱くときは、それは「我が身を振り返ってね」というメッセージに他ならないんですね。
もしもそれがネガティブと思える感情だったならば。
たとえば、
「あの人、いつも自分勝手なんだから!」とイライラさせられるなら、
それは自分自身も同じように自分勝手に振る舞っているかもしれない、という可能性を考えてみましょう、というメッセージなんですね。
もしくは、「自分中心に物事を考える」ことを悪いことだと思い込んでいる場合などは、「自分の思うままに振る舞っても別に良いのだ(他人にひどく迷惑をかけるなどは論外ですが)」
と、自分に許可してもいいんですよ、というメッセージになるでしょう。
誰かを痛烈に批判したくなるときは、たいていどちらかのパターンなんですね。
1.自分にも同じ傾向があるからこそ、鼻についてしまう ⇒ 我が身を振り返って直していこう、自分にも同じ面があることを認めて許していこう
2.その性質を自分に禁止しているからこそ、誰かがそれをしているのが許せない ⇒ 自分の思い込みを解放して、新しい意識を自分に取り入れることを許可しよう
誰かの中にポジティブを見出すとき
逆に、ポジティブと思える感情を誰かに抱く場合は。
たとえば、
「あの人、いつも自分の意見をハッキリ言って気持ちいいな❣」
などと思うのならば、それは自分自身にも同じようなところがあって、それを自分で認められている、ということなんですね。
もしくは、
「あの人みたいに行動力を発揮していきたいな❣」
などと、今の自分はそうではないけど、いずれそうなりたいな、という憧れを抱く場合は、そうなれる可能性を自分の中にちゃんと持っていますよ、というサインなんですね。
もう自分の中で「行動力を発揮する」という意識は許可できているのだから、あとは行動していくだけ、なんですね。
自分を大きな視点で見つめよう
誰かの中に、ポジティブな性質を見つけられるほど、その性質を自分も肯定的に使えているのだ、ということが分かりますね。
誰かの中に、ネガティブな性質を見つけて、それが気になるほど、その性質は自分に許可できていないものであることが分かるのですね。
あなたは、いつもどちらの比重が多いですか?
まわりの人の中に、良い面をたくさん見つけていますか?
もし、ネガティブのほうが多かったとしても、別にそれはそれで良いのです。
これからどんどん自分の良い面を増やして、キャパを広げていけるのだ、ということなのでね:D
一番良くないというか、一番つまづきやすいポイントは、
「自分の中にも同じように、イヤだと思える性質があるのだ」
ということを、いつまでも認められないということなんですね。
自分は間違っていない、自分は正しい、自分はあんな人みたいでは絶対にない。
そんなふうに頑なに思い込んでしまうことが、一番成長を妨げてしまうんですね。
先の例で言えば、人間関係においては自分勝手には振る舞わないけれど、なにか他の場面では、とても自己中な考え方をしているかもしれないのですね。
そんな感じで視野を広げて、「自分」というものを客観的に大きく捉えてみてくださいね。
心を柔軟にするほど、大きな視点を持てるほど、たくさんの気づきに出合えますよ:D
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