みんなの魂旅STORY

人々の意識を変えるために立ち上がった女性戦士

M.H.さん(女性)の過去世物語

霧の中から、ヒモで編んだ靴を履いたような足元が見えたと思ったら、次の瞬間お城の中にいました。
お城は過去の建造物というよりは、近未来の建物のように無機質な印象がありました。

私は18〜19歳の少女で、名前はゼルダ。
時代は、中世ヨーロッパ のようなイメージです。
私はジャンヌダルクのように、少女だけれど戦士でもあるようでした。そして、王家に仕えていました。

シーンが変わり、街では暴動が起こっています。
王家に対する民衆の怒りと、それを抑え込もうと武力行使しようとする王家。

王家と民衆の間に立つ立場にあった私は、「戦いや憎しみからは何も生まれない」と、なんとか民衆の気持ちを鎮めようと説得するために走りまわりますが、その願いは叶わず・・・。
多くの人の命が奪われ、自分の非力さを嘆き、涙していました。

時が流れ、私は結婚して家庭を持ち、赤ちゃんも授かりました。
母親と夫と子供の4人で、しばらくは平和に暮らしていましたが、突然不幸に襲われます。
以前私がやっていた「(革命)活動」のようなもののせいで、戒めとして、子どもと夫を殺されてしまったのです。

いったんは穏やかに家庭に身を置くことを望んだのでしたが、やはりそれは無理なんだと悟り、その後私は人々の意識を変えるための啓蒙活動を始めました。
私は大勢の人の前で演説している50歳くらいの女性でした。

人生の最期を迎える時、「意思を継ぐ」若者たちに見守られ、安心と希望の光に包まれながら、私はこの世を旅立ちました。

この過去世を見た感想は・・・

タイミング的に転換期だと感じていた時で、まさに今、自分にとって必要な過去生を見ることができました。
「いいんだよ。その方向に自信を持って進みなさい」と背中を押してもらった気がしています。

自尊感情が低すぎて、ずっと「誰かのためにお役に立てること」が唯一の存在理由となっていていました。
でも、「それ、違うんじゃない?」と気づき始め、それでも一歩踏み出す自信が持てなかった私に「もう、誰かの期待に応えなくていいんだよ」「自分の人生をいきなさい」 というメッセージをいただきました。

そして、遠い未来に、いつか。と思っていた「夢」が現実味をおびて、リアルに思い描くことができるようになり、今までバラバラだった点と線が一本につながった気がしてます。

幼少期の性的虐待がきっかけでずっとトラウマを持っていましたが、その原因も識ることができました。
・争いや憎しみからは何も生まれない
・自分自身を許す= 他者を許す
テーマは「許し」でした。

ヒプノセラピーの感想は・・・
SFや「ものがたり」が大好きな私は、これってわたしの勝手な妄想???と思ったくらい、 ラストシーンはまるで起動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 笑
壮大なスペクタクル映画を観た後のように、心地よい疲労感と浄化されたような感覚がありました。
そして、力強い愛に包まれたような感覚でした。
この体験があまりにも素晴らしかったので、お風呂に入った時や眠る前に何度もイメージしています。
この機会をいただけたことに深く感謝しています。また、ぜひ、このセラピーを受けたいです。