ウィンターグリーンという名前は馴染みが薄いかもしれませんが、別名チェッカベリー(和名ヒメコウジ)ともいい、赤い実が可愛らしいのでガーデニングでも人気があります。

湿布薬のような刺激の強い香りがします。

まさに、肩こりケアには欠かせない精油のひとつです。

この記事の目次

ウィンターグリーンの効用

葉を水蒸気蒸留法

効用:鎮痛作用、鎮痙作用(痛みによる筋肉の収縮を和らげる)、利尿作用、去痰作用、抗感染作用、リンパ鬱滞除去作用

芳香成分:サリチル酸メチルなど

ウィンターグリーンは、サリチル酸メチルでほぼできている珍しい精油です。

湿布薬のような香りの秘密はこのサリチル酸メチルという成分です。

医薬品のアスピリンと同じような働きがありますので、アスピリンアレルギーの方は注意が必要です。

敏感肌の方も注意してください。

古くからアメリカの先住民であるインディアン達が、薬草として使用していた歴史のある植物で、アメリカの独立戦争の際には、葉を中国茶の変わりに使用していたため、「Teaberry(ティーベリー」との呼び名もあります。

ウィンターグリーンの使用方法

肩こりや、腰痛など筋肉の疲労には抜群の効果を発揮してくれますので、疲れた時に、湿布がわりに使用して見てください。

湿布薬を貼ると痒くなる方ににも湿布薬の変わりに使用されると効果的だと思います。

ホホバオイルや水溶性のジェルなどに1、2滴入れて混ぜ、塗るだけでスーッとして痛みが和らぎます。

お風呂上がりなどの血行が良くなっている時に使用するのがオススメです。

*香りを楽しむアロマテラピーではそれほど気にする必要はないのですが、症状の改善を目的とした代替療法としてのメディカルアロマテラピーでは、内容成分の明らかな純度100%の精油を使いましょう。